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第8陣提訴(259名,計1001名)

  • 2015.04.30
    本日,熊本地裁において,ノーモア・ミナマタ第二次訴訟の第8陣提訴を行いました。

    新たに加わる原告は259名で,熊本訴訟原告団の人数は遂に1000名を超える合計1001名となりました。

    第8陣原告の平均年齢は67.2歳,40代から90代までの男女で,原告の中には,特措法のいわゆる対象地域外の方が169名含まれています。
    また,特措法に申請していない方が160名含まれています。

    門前集会では,日本共産党衆議院議員田村貴昭氏から連帯のご挨拶として,「ゴールデンウィーク明けの国会で,水俣病に関する質問に立ちます」との力強いお言葉をいただきました。

    提訴後に行われた報告集会では,社会民主党熊本県連合幹事長今泉克己氏及び水俣闘争支援熊本県支援連絡会議原田敏郎事務局長からも連帯のご挨拶をいただきました。

    その後,新たに原告となった熊本県上天草市姫戸町の80代の女性が,御所浦沖で太刀魚や鯛が浮いていたのを捕まえてよく食べていた,自分は気づかないが料理が辛いと言われて悲しくなったり,お風呂の温度が熱かったり冷たかったりすると子どもから言われてきたと被害を訴え,苦しいのはみんな一緒だから力を合わせて頑張っていきたいと訴えました。

    また,鹿児島県出水郡長島町の70代の男性は,手足のからす曲がりがひどい上に,痛みをあまり感じないため,仕事が終わって自宅に帰り,妻に指摘されて初めて怪我に気づくこともあったと水俣病の症状を語り,この身体を壊したチッソには補償してもらうまで決してあきらめないと訴えました。

    (門前集会の様子)



    (日本共産党衆議院議員田村貴昭氏のご挨拶の様子)



    (社会民主党熊本県連合幹事長今泉克己氏のご挨拶の様子)



水俣病不知火患者会