本日午後2時から,熊本地裁でノーモア・ミナマタ第2次訴訟の第6回口頭弁論期日が行われました。
入廷前に,裁判所前で門前集会を行いました。
弁護団団長の園田昭人弁護士,天草支援代表の浪床一男氏が,それぞれ水俣病被害者の団結を訴えました。
法廷では,原告から第5陣の訴状の陳述,被告から答弁書の陳述がありました。
次に,原告・被告双方から水俣病の病像等に関する準備書面と証拠の提出がありました。
そして,原告のうちの一人が,法廷の証言台に立ち,自分の症状や苦しみを話し,特措法の締切に納得がいかないと意見を述べました。
また,弁護団の菅一雄弁護士が,原告主張の診断基準の合理性,本訴訟における疫学の重要性等を述べました。
弁論期日後,進行協議期日が続けて開かれました。
(門前集会の様子,左から園田昭人弁護団長,飯尾正二原告団長,浪床一男氏)
(入廷の様子)
その後,今回の期日の報告集会及び記者会見を行いました。
報告集会では,近畿弁護団の藤木達郎弁護士が近畿訴訟の準備状況等について報告を行いました。
参加された皆様には,暑い中お集まりいただきましてありがとうございました。
(報告集会での藤木達郎弁護士による報告)