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東京原告団の結成

  • 2014.07.27
    関東在住者によるノーモア・ミナマタ第2次国賠等訴訟の東京原告団の結成総会を行い、東京原告団を結成しました。

    原告団となったのは、水俣病特措法にもとづく救済措置を受けられなかった40~70歳代の男女18人で、東京や神奈川、埼玉など5都県の在住者です。

    いずれも熊本県や鹿児島県の出身者で、水俣病不知火患者会が実施した水俣病検診で典型的な症状が確認されています。

    本年8月12日に提訴する予定です。

    (結成総会の様子)



    熊本県姫戸町出身の女性は、「実家が鮮魚商で、いま思うと汚染を広げていた側になる。でも知らなかったし、売れ残ったものは毎日食べた。」と当時の状況を話しました。
    また、鹿児島県長島出身の男性は、「父親から水俣病のことは口に出すなと言われていたので、具合が悪くても黙っていた。」と辛い胸の内を語りました。

    集会の最後に、原告団の代表として熊本原告団の鍬田政士副団長が、「原告を先頭にし、たたかって勝利しよう。」「仲間を増やして大量救済につなげよう。」「最後まで一枚岩の団結で力を結集しよう。」とあいさつしました。

    また、水俣病不知火患者会の元島市朗事務局長の音頭で、「団結ガンバロウ」を唱和し、たたかいの決意を固めました。



水俣病不知火患者会