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第39回ミナマタ現地調査

  • 2022.08.27
     令和4年8月27日、第39回ミナマタ現地調査が実施されました。現地調査は、例年、現地に足を運んでもらい、汚染源や汚染の広がり、被害実態を実際に見てもらうという2日間にわたる企画でした。
     しかし、令和2年は新型コロナウイルス禍でやむなく中止となり、昨年は初の完全オンライン開催を成功させました。今年こそは例年通り現地参加での開催を実現すべく準備が進められましたが、感染拡大状況から、やむなくオンラインでの開催となりました。全国60か所を結び、約150人が参加しました。



    (近畿原告の本良夫さんが被害を訴える様子)

     現地調査実行委員会の岩﨑明男委員長(水俣病不知火患者会長)のあいさつ、ノーモア・ミナマタ被害者・弁護団全国連絡会議を代表して寺内大介弁護士(熊本弁護団事務局長)から全国の訴訟の報告、徳井義幸弁護士(近畿弁護団団長)から全国に先んじて本年12月に結審を迎える近畿訴訟の報告、原田敏郎氏(水俣病闘争支援連絡会議事務局長)からの行動提起がありました。

     天草リモート会場からは原告の中村房代さんが、鹿児島リモート会場からは熊本原告団副団長の楠元照子さんが被害の訴えをしました。そのほか、東京訴訟、新潟訴訟、各地の支援団体から報告や連帯挨拶があり、集会アピールが確認され、熊本原告団長の森正直さんの挨拶で閉会しました。

     仁比聡平参議院議員には会場にお越しいただき、野間健衆議院議員からはリモートで、熱い激励と連帯の挨拶をいただきました。阿部知子衆議院議員もリモートで参加いただきました。



    (会場で団結ガンバローをしている様子)

水俣病不知火患者会