令和４年３月１９日，水俣病不知火患者会の主催で，「早期解決を目指す総決起集会」が，鹿児島県出水市で行われました。
当日は，岩﨑明男不知火患者会会長の開会挨拶の後，会場に駆けつけてくださった，野間健衆議院議員（立憲民主党），大島九州男前参議院議員（れいわ新選組），仁比聡平前前参議院議員（日本共産党）に来賓挨拶をいただいた他，阿部知子衆議院議員（立憲民主党），武田良介参議院議員（日本共産党），田村貴昭氏（日本共産党），今泉克己氏（社会民主党熊本県連合代表），成尾信春氏（公明党鹿児島県本部代表）から激励のメッセージをお寄せいただきました。
その後，園田昭人弁護団長から，訴訟の現状や，今後のスケジュールが決定したことの報告と併せて，勝利解決のために，今後裁判所に原告の皆さんの主張を理解してもらうために行うべきことなどを報告しました。引き続き，原告団の森正直団長から，公正判決署名の取り組みや原告団のたたかいの状況などが報告され，「正義は私たちにある。更なる団結で，水俣病問題の解決の日まで共に頑張りましょう。」とのたたかいの方針が提起されました。
（壇上の森正直団長）
また，熊本訴訟に先立ち今年秋ころに結審を迎える大阪地裁の近畿訴訟から原告２名と井奥圭介近畿弁護団事務局長，新潟訴訟から皆川榮一原告団長，東京訴訟から吉竹直行原告団長の連帯挨拶がありました。また，支援者を代表して，鹿児島県民主医療機関連合会の日高光雄事務局次長から，リモートで全国労働組合総連合の川村好伸副議長から連帯の挨拶をいただきました。
最後は，原告団の村山悦三副団長から決意表明，本田征雄副団長の閉会挨拶で締めくくりました。
