本日,午後2時より熊本地裁において,ノーモア・ミナマタ第2次訴訟第10回弁論期日が行われました。
午後1時30分より,裁判所前で門前集会を開き,森正直(新)原告団長の挨拶や支援団体の代表の連帯の挨拶があり,一枚岩の団結でたたかいぬくことを確認しました。
法廷では,中松弁護士が遅発性の水俣病に関する準備書面の要旨を陳述しました。
その要旨の中で,曝露終了後長くとも1年内に発症するとの被告国・熊本県の主張には根拠がないこと,慢性水俣病において長期的経過を経て症候が発症・悪化する症例が多数存在することを主張しました。
その後,進行協議が行われ,今後のスケジュール等を協議しました。
期日後は,報告集会を行いました。
報告集会では,東京弁護団の東弁護士,近畿弁護団の崔弁護士から,それぞれ東京訴訟,近畿訴訟の現状等につき報告がありました。
次回期日は,平成27年7月3日午後2時です。
今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
(森正直(新)原告団長の挨拶)
(東京弁護団の東弁護士の報告)
(近畿弁護団の崔弁護士の報告)