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第1回弁論期日(近畿)

  • 2015.02.06
    本日午後1時15分から、ノーモア・ミナマタ近畿第2次訴訟の第1回口頭弁論期日が行われました。

    期日前、大阪地方裁判所近くのAP淀屋橋にて、期日前の集会を行いました。

    法廷では、近畿弁護団長の徳井義幸弁護士が、ノーモア・ミナマタ第2次訴訟の意義について意見陳述を行いました。

    また、熊本弁護団の髙峰真弁護士が、先行する熊本訴訟の状況や、すべての水俣病被害者救済の必要性について意見を述べました。

    そして、水俣病の歴史を振り返るパワーポイントを上演しました。

    最後に、鹿児島県出水市境町出身の男性、熊本県天草市新和町出身の女性の原告2名が意見陳述を行いました。

    原告2名は、自身の症状や、日常生活や仕事における苦労を語り、特措法における診断が不当なものであったと述べました。

    また、親族らは救済対象となったのに、自分たちが非該当となったり、または手帳のみとなったことにどうしても納得できないと強く訴えました。

    (報告集会の様子)



    期日後、AP淀屋橋に戻り、報告集会が行われました。

    報告集会では、弁護士からの期日報告があったほか、原告、第2陣原告予定者からも挨拶があり、各団体の方々にもご挨拶いただきました。

    また、東京弁護団の遠藤健一弁護士からは、東京訴訟について報告がありました。

    遠方からの方も含め、多数の応援のおかげで、充実した第1回期日となりました。皆様、ありがとうございました。

    なお、次回期日は追って決定される予定です。

    (気勢をあげる原告ら)



水俣病不知火患者会