本日、熊本地裁において、ノーモア・ミナマタ第二次訴訟の第7陣提訴を行いました。
新たに加わる原告は132名で、熊本訴訟原告団の人数は合計742名となりました。
第7陣原告の平均年齢は67.3歳、40代から70代までの男女で、原告の中には、特措法のいわゆる対象地域外の方が90名含まれています。
また、特措法のいわゆる年代対象外の方が3名、特措法に申請していない方が113名含まれています。
提訴後に行われた報告集会では、新たに原告となった熊本県上天草市姫戸町の80代の女性が、40歳ころから手足のしびれやこむら返りに悩んできたことを語り、まだ多くの被害者が取り残されていると訴えました。
また、鹿児島県伊佐郡山野町の70代の男性は、30歳すぎから手足にこむら返りがおきるようになり、足のしびれにも苦しんできたと語り、新聞を見て特措法のことを知り、もしかしてと思って申請したが、検診すら受けられずに落とされた、チッソにはこの苦しみをつぐなってほしいと訴えました。
(裁判所前の原告)
(報告集会で気勢をあげる原告)