9月12日、熊本県上天草市議会の最終日に、水俣不知火患者会から提出された「水俣病の早期解決を国へ要望する意見書の採択を求める請願書」が全会一致で採択されました。
上天草市には、救済受けた被害者223名と裁判原告が158名、全体で381名の水俣病不知火患者会の会員がいます。
原告らは、熊本県及び鹿児島県内の各自治体に対して、早期解決を国に要請するように求める「自治体キャラバン」を行いました。
同時に、地元選出の市議会議員宅を一人ひとり訪問し、請願の紹介議員になってもらうよう要請して回りました。
訪問したすべての議員さんから、「もうすぐ公式確認から70年。早く解決して欲しい」と快諾をいただき、上天草市議会全会一致の「国に意見書を提出する請願」の採択に繋がりました。
(自治体キャラバンの出発式の様子)