本日、ノーモア・ミナマタ第2次東京訴訟の第20回口頭弁論期日が東京地方裁判所103号法廷で開かれました。
今回から、これまで裁判長を努めてきた鈴木正紀裁判官に変わって、新たに徳岡治裁判官が裁判長席に着き、更新の弁論がなされました。
審理においては、まず、遠藤健一弁護士による疫学についての意見陳述がありました。前回期日において、被告から原告主張の疫学があたかも信頼性が低いかのような反論がされていたため、疫学調査の正確性や、その積み重ねによる疫学的検討の信頼性が極めて高いことが述べられました。
続いて、柳沢尚武弁護士は、疫学の歴史を踏まえた上で津田意見書の分析手法について意見陳述をしました。
東京訴訟でも人証申請の意見が出るなど、審理が大きく前進しています。熊本・近畿とともに勝訴判決を目指しましょう。
(東京訴訟の門前集会の様子)