本日午後2時,熊本訴訟第19回弁論期日が開かれました。
弁論に先立ち,門前集会が行われました。
森正直原告団長からは,勝利に向けて奮闘しましょう,第一陣48人の勝利のために,ありとあらゆることに取り組みましょう,これからいろいろな困難が待ち構えていると思うが,怯まず闘い抜きましょうと挨拶がありました。
寺内大介弁護団事務局長は,先日の新春総決起集会に触れ,判決を書く裁判官を励ます集会になったと思う,最後まで一緒に頑張りましょうと挨拶しました。
水俣病熊本支援連の井芹栄次氏(熊本県商工団体連合会事務局長)からは,自分は1956年生まれで水俣病公式発見と同じ年であること,現地調査に参加して,劇症型患者さんの姿に衝撃を受け,自分の人生の原点にもなったこと,60年経っても解決できない国のあり方を改めることは,我々一人一人に突きつけられた課題だと思うので,一緒に勝利を目指して頑張りましょうとの連帯のご挨拶をいただきました。
(連帯の挨拶をされる井芹栄次氏の様子)
弁論期日では,中島潤史弁護士が,平成31年3月の判決に向け,これからどんな立証をしていくかについて,意見を述べました。
進行協議期日後,壺川地域コミュニティセンターにて報告集会が開かれました。
日本共産党熊本県議会議員山本伸裕氏,社民党熊本県連合幹事長今泉克己氏から連帯のご挨拶をいただきました。
そして,園田昭人弁護団長から,本日の弁論及び進行協議期日の報告がありました。
最後に,東京弁護団の尾崎俊之弁護士、近畿弁護団の中谷彩弁護士から,それぞれ,東京訴訟,近畿訴訟の報告がなされました。
次回期日は,平成29年4月24日(月)午後2時からです。
今後ともご支援のほど,よろしくお願いいたします。
(弁論及び進行協議期日の報告をする園田昭人弁護団長の様子)