本日、大阪地方裁判所で、ノーモア・ミナマタ近畿第2次訴訟の第4陣提訴が行われました。
新たに原告に加わったのは31名で、近畿訴訟の原告団は合計84名になりました。
第4陣原告の平均年齢は65.1歳、50代から70代までの男性12人女性19人で、特措法のいわゆる対象地域外の方が17名含まれています。特措法に申請し非該当とされた方が6名、申請していない方が28名です。
第4陣原告のうち27名は、熊本・鹿児島から転居して、現在は大阪府や兵庫県、奈良県、京都府、和歌山県の近畿一円に居住されている方です。残りの4名は、愛知県と岐阜県の中部圏に居住されている方です。
(提訴直前、大阪地方裁判所前で)
提訴後、大阪地方裁判所近くの大阪弁護士会館で集会を行いました。
第4陣の原告の方だけでなく、第1陣から第3陣の原告の方も参加して、パワーポイントやDVDを使って水俣病の歴史について振り返りました。
その後、原告の方と弁護団、熊本から応援に駆けつけてくれた熊本原告団副団長の本田さんと支援の方など、提訴行動に参加した全員が挨拶し、今後の戦いに向けて全員で決意を新たにしました。
なお、近畿訴訟の第4回口頭弁論期日は、2016(平成27)年2月10日午後2時から、大阪地方裁判所の大法廷で行われます。
(報告集会の様子)