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第11回弁論期日(熊本)

  • 2015.07.03
    本日,午後2時より熊本地裁において,ノーモア・ミナマタ第2次訴訟第11回弁論期日が行われました。

    午後1時30分より,裁判所前で門前集会を開きました。弁護団事務局長や原告団長の挨拶,支援団体の挨拶,第8陣原告から決意表明があり,参加者一同で団結ガンバローを行った後,入廷行動に移りました。

    法廷では,旧長島町の原告が意見陳述を行い,魚介類の摂取状況,水俣病の症状の苦しみ,現在の長島町の中で旧東町と旧長島町で線引きされていることの不当性等を訴えました。
    また,弁護団からは,中島潤史弁護士が因果関係(診断基準)及び診察方法に関する意見陳述をおこない,疫学,診察方法の正当性を訴えました。


    (門前集会の様子)



    弁論後に進行協議の場を持ち,その後報告集会を行いました。

    報告集会では,弁護団長から本日の報告,原告団長の挨拶,近畿弁護団からの報告,天草の新和町の原告からの被害の訴えがありました。原告は,地域で同じような食生活を送り,多くの人が水俣病の症状に苦しんでいること等を訴えました。

    次回期日は,平成27年9月4日午後2時です。

    今後ともご支援のほどよろしくお願いします。


    (報告集会の様子)



水俣病不知火患者会