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第9回弁論期日(熊本)

  • 2015.02.27
    本日、午後2時より熊本地裁において、ノーモア・ミナマタ第2次訴訟第9回弁論期日が行われました。

    午後1時30分より、裁判所前で門前集会を開き、原告団の団結を高めて入廷しました。

    法廷では、裁判所から被告の国と熊本県に対して、特措法に関する資料の開示について聞かれました。しかし、国と熊本県は、現時点で検討中であり、引き続き開示できるか検討したいとの回答に終わりました。

    また、第7陣原告として新たに加わった鹿児島県伊佐市布計地区の80代の女性が意見陳述を行い、「嫁ぎ先の商店で水俣の港で上がった魚を売っていた。また、行商人が毎日、旧国鉄山野線に乗って水俣の魚を売りにきていた。」と当時の様子を語りました。

    その後、進行協議が行われ、今後のスケジュールについて話し合われました。

    期日終了後は、報告集会を行い、訴訟の進行状況を原告団に報告するとともに、特措法検討結果の開示が極めて重要であることを改めて確認しました。

    次回期日は、平成27年4月24日午後2時です。

    本日も多数の方々にお集まりいただき本当にありがとうございました。

    (裁判所前の原告団)



    (報告集会の様子)



水俣病不知火患者会