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第3回弁論期日(熊本)

  • 2014.02.14
     午後2時00分から,ノーモア・ミナマタ第2次訴訟の第3回口頭弁論期日が行われました。

     期日の前に,裁判所前で門前集会を行いました。
     法廷では,原告から,第3陣の訴状を陳述し,第1陣原告の個々の病像・曝露に関する準備書面等を提出しました。
     他方で,被告からは,第3陣の訴状に対する答弁書,除斥期間に関する準備書面等が出されました。

     また,法廷では,原告2名(旧大多尾村,旧東町生まれ),村山雅則弁護士,中島潤史弁護士が意見陳述を行いました。
     原告2名は,意見陳述の中で,水俣病特措法の公的診断の杜撰さ,同じ地域外の地域でも一部の網元とその乗り子だけ救済されている不合理性をそれぞれ訴えました。
     村山雅則弁護士はチッソの訴権濫用の主張について,中島潤史弁護士はカルテの送付嘱託についてそれぞれ意見を述べました。

     寒空のもとでしたが,多くの方に参加・傍聴いただき,傍聴席を満席にすることができました。
     また,裁判終了後の報告集会にも多数のご参加をいただきました。
     ありがとうございました。

    (門前集会の様子)





    (報告集会での村山雅則弁護士による説明の様子)



水俣病不知火患者会