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水俣病大検診

  • 2014.11.24
    平成26年11月23日、24日、熊本県及び鹿児島県において、水俣病特措法の対象地域外の住民を中心に、水俣病の大検診が実施されました。

    全国各地から医療スタッフ及び支援者が集結し、全4会場にて検診を実施しました。受診者は447名に上り、その約96%に水俣病の症状が認められました。

    この結果は、メチル水銀による被害が対象地域外にも広く及んでいること、特措法における救済対象の限定や対象者判定のための公的検診の行い方に問題があったことなどを、明白に示すものといえます。

    多くのスタッフ及び支援者の方々のおかげで、無事に大検診を終え、未だ取り残されている多数の被害者の掘り起こしへと繋げることができました。本当にありがとうございました。

    (会場内の様子)
     



    (検診の様子)



水俣病不知火患者会