ノーモア・ミナマタ第2次訴訟の第6陣原告が、本日、熊本地方裁判所に提訴しました。
今回提訴した原告は65名で、第1陣から第6陣までの合計は610名となりました。
午後1時より裁判所前で集会を行い、原告団の飯尾正二原告団長が団結のあいさつを行いました。
提訴後、報告集会が行われ、原告二人が被害状況等を訴えました。
熊本県天草市姫戸町出身の60代の男性は、「食卓をともにした兄が水俣病特措法により救済されているのに、自分が非該当となったのは納得できない。」等と訴えました。
また、鹿児島県出水市高尾野出身の80代の男性は、「被害者手帳の交付を受けたが、公的検診のずさんさに納得ができず、手帳を返上して裁判に参加することを決意した」等と訴えました。
裁判前集会、報告集会ともに、多くの方にご参集いただき誠にありがとうございました。
(裁判所前集会の様子)
(報告集会の様子)