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近畿原告団の結成

  • 2014.08.02
    大阪市内でノーモア・ミナマタ第2次訴訟・近畿原告団の結成集会を行いました。集会には、原告とその家族、弁護団、水俣病不知火患者会事務局など37名が参加しました。

    最初に、熊本訴訟原告団の山本サト子副団長が「自分の言葉で被害を訴え、水俣病を理解してもらう取組をしましょう。みんなで支えあい、原告を先頭にしてたたかいを展開しましょう。仲間を増やし、すべての水俣病被害者の救済を実現しましょう。」と挨拶しました。

    (集会の様子)



    集会に参加した熊本県八代市出身の女性は、「実家は鮮魚店だった。魚は内臓までしょう油漬けなどにして食べた。よく物を落とすし、よく転び、歩き方が変だと言われていた。3年前に新聞で水俣病のことを知った。」と話しました。

    また、熊本県倉岳町出身の男性は、「網元の家に育った。母も姉も兄も救済された。自分だけ救済対象にならなかったのは納得いかない。」と裁判への決意を語りました。



水俣病不知火患者会