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第20回弁論期日(近畿)

  • 2020.02.21
     本日、大阪地方裁判所でノーモア・ミナマタ第2次近畿訴訟第20回口頭弁論期日が行われました。今回は、疫学と病像に関する2つの準備書面を提出しました。
     西念京祐弁護士は、被告が「個別の因果関係判断に疫学的知見を利用することは、疫学の常識に反している。」と主張していることに対して、「疫学に無理解である。原告らに生じた四肢末梢優位の感覚障害と被告チッソの排出したメチル水銀への曝露との間の法的因果関係は十分に肯定される。」と反論しました。
     その後、福本富雄弁護士は、①被告が主張している水俣病の病像についての反論、②検診時のバイアスへの反論、③他疾患との鑑別について述べました。

水俣病不知火患者会