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第19回弁論期日(近畿)

  • 2019.11.08
     本日、ノーモア・ミナマタ第2次近畿訴訟の第19回口頭弁論期日が大阪地方裁判所で開かれました。
     事前集会では、弁護団長の徳井義幸弁護士が、「この間、原告と弁護団一緒になって、魚をどれだけ食べて、どんな症状が出て、日常に困難あるのか、陳述書の作成を進めてきた。これを伝え切るのが、原告が勝つために必要なこと。今回、134名全ての陳述書を出し切ることができた。来年近畿も証人調べに入る。山場を迎えることになるので、全国一致団結して頑張りましょう」と話をしました。

     弁論期日では、川上高史弁護士が、パワーポイントを使って、今回の期日に提出した書面である、特措法における地域外一時金等対象者の広がりを、地図を使ってわかりやすく説明しました。弁論期日後は、進行協議期日が開かれました。
     報告集会では、近畿訴訟弁護団の弁護士全員が次々に発言し、様々な角度から裁判の説明をしました。
     谷智恵子弁護士は、「陳述書は出せないかもしれないと思っていたが、みんなで頑張った。尋問はお弁当をもって来てもらうことになる。これからのたたかいのほうがよほどしんどい。一人一人が水俣病ではないと言われていることを思って、担当弁護士とともに頑張っていきましょう」と、原告を鼓舞しました。

    (近畿訴訟の報告集会の様子)



水俣病不知火患者会