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第16回弁論期日(近畿)

  • 2019.03.22
    本日近畿訴訟の第16回弁論期日がありました。

    2月に12陣4人が追加提訴した直後の期日ということもあり熊本県芦北町出身の川端満さんが「母の実家が網元だったこと、10歳ころから足がつるようになり40歳過ぎたころからつまずきやすくなっていること、将来どんな症状が出るかわからないし、症状がこれからどんどんひどくなる不安がある、裁判では、きちんとした補償を求めたい」と訴えました

    徳井義幸弁護団団長が被告の送付嘱託(認定申請に係る診療録の請求)について「訴訟進行を遅れさせる、作成者は黒塗りで信用性に欠ける、原告の症状に疑義(他病の影響疑い)があれば具体的に指摘すれば足りること」と採用すべきではないと主張、井奥圭介弁護団事務局長は神経内科学会の回答書が証拠として出されたことについて「照会から作成までの期間短すぎ不自然、学会員自身が作成を知らない、水俣病検診に深くかかわっている医師の意見が聞かれておらず中立性に欠ける」と批判しました。

水俣病不知火患者会