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第9回弁論期日(近畿)

  • 2017.06.14
    本日,近畿訴訟の第9回弁論がありました。
    原告側からは「病像」についての準備書面が出され被告側の主張を「被害実態を無視した机上の空論」と反論しました。
    また、弁護団より、今年2月に現地(倉岳町棚底)に赴き調査した結果をもとに意見陳述しました。住宅地図を使って原告の居住地(実家)を示しながら曙という密集した集落に122人の原告中14人が住んでいたこと、多くの漁師は延縄という漁法でハモ漁をしていて水俣沖が漁場だったこと、規格に合わないハモやハモ以外の魚は自分達が食べていたことを説明し、対象地域外と言えどメチル水銀の曝露を受けていると主張しました。

水俣病不知火患者会