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第18回弁論期日(熊本)

  • 2016.12.09
    本日午後2時,熊本訴訟第18回弁論期日が開かれました。

    弁論に先立ち,門前集会が行われました。

    森正直原告団長からは,健康調査を求める署名126000通集まった,多くの被害者救うには調査が必要なので,国会を動かし健康調査を実施させたいと挨拶がありました。

    寺内大介弁護団事務局長は,今回,メチル水銀に汚染された魚介類の多食を主張する書面を出している。被告は、距離が離れれば離れるほど綺麗な海だったと主張している。新しい裁判長のもとで判決もらうことを目指しており,来年は医師の証人尋問、原告の本人尋問の段階に入ってくると挨拶しました。

    今泉克己社民党熊本県連合幹事長からは,特措法の問題を明らかにし、被告の責任を明らかにしていく段階に近づいている。解決に向けて全力で一緒に頑張りましょうとの連帯の挨拶をいただきました。

    (挨拶する寺内弁護団事務局長の様子)



    (原告の入廷行動の様子)



    口頭弁論では,原告及び被告がそれぞれ準備書面を提出し,村上雅人弁護士が,原告の提出した準備書面の要旨を陳述しました。

    口頭弁論の後,進行協議がもたれました。

    その後,くまもと森都心プラザにて報告集会が開かれました。

    報告集会では,日本共産党熊本県委員会の日高信也委員長から,60年経っても解決していないことに憤りを禁じ得ない,被害実態明らかにして、共産党として全ての被害者の救済を世論と求めるために頑張っていくとの力強い連帯のご挨拶をいただきました。

    また,その他にも天草支援連の浪床一男代表からも連帯のご挨拶をいただきました。

    園田昭人弁護団長から,12月1日に行われた院内集会と裁判の報告がなされ,東京弁護団の尾崎俊之弁護士から東京訴訟の報告がなされました。

    次回期日は,平成29年2月17日(金)午後2時からです。

    今後もご支援のほど,よろしくお願いいたします。

    (東京訴訟の報告をされる尾﨑俊之弁護士の様子)



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