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第15回弁論期日(熊本)

  • 2016.03.11
    本日午後1時30分,第15回口頭弁論期日がありました。

    弁論に先立ち,門前集会をおこないました。
    門前集会の冒頭,参加者一同で,東日本大震災の犠牲者の方に対して黙祷をおこないました。
    森正直原告団長や寺内大介弁護団事務局長の挨拶があり,社会民主党熊本県連合の今泉克己幹事長から連帯挨拶をいただきました。
    第9陣の原告(長島出身)から決意表明があり,体全体の症状に苦しんでいること,長島が旧長島町と旧東町で分断されていることのおかしさ等を訴えました。

    午後2時から裁判所で口頭弁論がおこなわれました。
    原告からは共通診断書の作成経緯に関する書面等を提出し,中島弁護士が簡単に説明しました。

    弁論終了後,裁判所及び原告・被告の三者で今後のスケジュール確認の進行協議が行われました。

    (門前集会の様子)



    報告集会では,森正直原告団長から開会挨拶をおこない,日本共産党熊本県委員会の日高信也委員長,水俣病闘争支援熊本連絡会議の原田俊郎事務局長から連帯挨拶をいただきました,
    宮野河内の原告から,細かい作業等ができず満足に漁師ができないこと,一緒に漁をおこなっていた兄が救済された一方自分が救済されていないことのおかしさ等を訴えました。

    園田昭人弁護団長から裁判の報告,近畿弁護団の福本富男弁護士から近畿訴訟の報告がありました。
    東京弁護団の柳沢尚武弁護士も東京から駆けつけました。

    最後に,原告団の本田副団長が閉会挨拶をし,出席者一同で団結ガンバローをおこないました。

    次回の口頭弁論期日は,平成28年5月20日(金)午後1時30分(予定)からです。

    本年もご支援を賜りますよう,どうぞ宜しくお願いします。

    (報告集会の様子)



水俣病不知火患者会