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第4回弁論期日(近畿)

  • 2016.02.10
    本日午後2時から,ノーモア・ミナマタ近畿第2次訴訟の第4回口頭弁論期日が行われました。

    口頭弁論前,弁護士会館で,井奥事務局長が挨拶し、各担当弁護士が本日の弁論で行われる疫学についての報告をおこないました。

    法廷では,原告2名が意見陳述をおこない,水俣病の苦しみ、救済されない不合理さなどを訴えました。
    その後,福本弁護士が過去の裁判例において因果関係の有無の判断に疫学使われていること、崔弁護士が疫学とは何かについて、西念弁護士が本件訴訟で疫学を利用すれば因果関係があることが明らかであること、についてそれぞれ意見陳述をおこないました。
    予定の時間を超える弁論でしたが、裁判所も熱心に耳を傾けている様子でした。
     
    口頭弁論後の進行協議で,今後の進行等について確認がなされました。

    進行協議の後の報告集会では,徳井団長が挨拶し、弁護団から,口頭弁論の解説や進行協議の内容などを報告しました。熊本から駆け付けた村山弁護士から、熊本の裁判の状況の報告がありました。

    次回期日は,7月1日(水)午後2:00です。

    今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

    (口頭弁論前の挨拶の様子)



    (恒例の団結ガンバローの様子)



水俣病不知火患者会